日本に来る前小6の頃だったか
私の通う学校はLAのダウンタウンにあり所謂カラ−ズが多い学校でした。
小学生なのに麻薬常習者やストリ-トギャングに所属している者なども多くいました。
幼馴染のAもそういうギャングの一味になり悪さばかりしていた
ある時Aから銃を撃たせてやると誘われて興味本位から付いて行ってしまった。
人気の無い空き地で缶を的に打つことになり
私も数発打たせてもらったが真っ直ぐ打てなかったのを記憶している。
年上のBが打った玉が大きく通りに反れ偶々通りかかった車に命中してしまった
全員パニックになり一目散に逃ましたが人には当たってないようでした。
しかしそれ以来近所や学校に警官が遣って来て犯人探しをしていたので
毎日ビクビクし生きた心地のしない毎日をでした。
結局誰一人捕まらなかったのですが
「隣の州までみんなで逃げよう」などと子供の浅知恵で相談したのを覚えています。
一年ほどして私は母の再婚で来日したので彼らとの交友は無くなりましたが
後年Aは本物のギャングになり銃で撃たれ命を落としたと知りました。
私もあのまま米国に暮らしていたら同じような運命だったのかもしれません。
日本という平和な国の一員になり平穏に暮らせて居る事に感謝しなくてはなりません。
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